2020年11月18日水曜日

ソ-ラ日記・・塩釜市・塩竈市・

全国的に有名になった塩竈市何故?

「竈門炭治郎」(かまど・たんじろう)といえば、
今や知らない人はいないヒーローである。
漫画「鬼滅の刃」(吾峠呼世晴著)の記録的な大ヒットによって、本作の主人公である彼の苗字を「かまど」と読める小学生は少なくないという。
そんな中、俄然、注目を集めているのが、宮城県のほぼ中央に位置する塩竈市だ。

竈の字について

竈の字の書き順

塩竈市の『竈』の字については、『竈』と『釜』の両方を使用することが認められています。
『竈』は21画と画数が多く、書き方も難しい漢字ですので、正しい書き順を上に示します。
ちなみに市役所で用いる公用文ではこの『竈』を用いることになっています。

地名の由来

海水を煮て塩をつくるかまど(竈)のことを「塩竈」といいました。つまり、もともとは地名ではなく、製塩用のかまどのことを指す名詞でした。以前は日本の各地の砂浜にこのようなかまど(塩竈)があり、これが海辺の風景におもむきを添えていたといわれています。わが郷土も、この竈のある場所として有名になり、それがそのまま地名になっていったといわれています。
塩竈という地名のほかに、国府津(『こうづ』と読み、国府の港という意味です)とも呼ばれていましたが、塩竈神社が、陸奥国の総鎮守(多賀城から見て東北の方角に位置する鬼門を守る意味がある)として建てられ、信仰を集めるようになり、国府津よりも塩竈の方が地名として定着していったものといわれています。

昨日の沈む三日月

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