現実の風景

今日は青空模様のお天気でしたが、気温は１０度以下・・
そんな中・震災地の海岸近くの調査に行きました。
遠く雪を抱いた美しい蔵王連邦が綺麗に見えました。・・
でも・・今までそんな風景を見て穏やかな生活していた方々の家は
津波で流されて・平原になってます・猫が悲しげにウロウロしてました。
これが今のこの地区の現実の姿です。
何事もなかったように見下している
この美しい蔵王連邦の山容の風景と里の現実の風景のギャップを感じての調査です・
とても山に入る気分にもならない気持ちになります。
ある家でお話をした方・・考えても仕方ない・来年家を建てる
算段を考えていると・・この地に・・海岸が近いのに・・
明日で最後の調査になります・・２人で何百棟を調査したか・・
ワガチ－ム１６人でこの地区２０００棟以上一軒一軒調査しました。
膨大な調査書類になりました。
来年は・・多賀城・七ヶ浜・石巻・渡波・気仙沼・南三陸・方面も
依頼されるだろう・
１２月１１日には各地で海に向かって　鎮魂の慰霊祭がありました。
まだ行方不明の方達千数百名・・捜し求めている方もいます・
復旧に尽力しているボランティの方達も土日の休みにやってきたり・
夫々が頑張って震災復旧をやっている姿もみられます。
人様々色々な行動をしてますが・・ちゃらおには・なりたくないね。
復旧の為に建物修理している家も２～３棟はありましたが・・
皆さん仮設住宅に入ってます。・・