終戦の日 1945年8月15日正午、昭和天皇はラジオを通じ、日本の降伏を国民に伝えた。 満州事変から日中戦争、太平洋戦争へと拡大した戦争は15年におよんだ。 政府によると、日本の戦没者は軍人・軍属230万人、民間人80万人。
式典
76回目の終戦記念日を迎えた15日、政府主催の全国戦没者追悼式が東京都千代田区の日本武道館で開かれた。天皇、皇后両陛下や戦没者遺族ら185人が参列し、日中戦争と第二次世界大戦で犠牲になった約310万人を悼んだ。天皇陛下は、式典でのおことばで収束が見通せない新型コロナウイルスについて「厳しい感染状況による新たな試練」と表現し、「皆がなお一層心を一つにし、力を合わせてこの困難を乗り越え、人々の幸せと平和を希求し続けていくことを心から願う」と述べられた。
天皇陛下は正午に黙とうをささげ、約2分間にわたり追悼のおことばを述べた。先の大戦に関連し、昨年に続き「深い反省の上に立って」との表現を用いて「再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願い」と不戦の決意を表明した。
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