2013年9月6日金曜日

シャガ-ル展 宮城県美術館



Marc Chagall
(1887―1985)
ロシア出身のユダヤ系画家。7月7日ポーランドとの国境に近いロシアのビテプスク(現在はベラルーシ共和国の都市)のユダヤ人地区に生まれる。郷里の画塾で学んだのち、1907年ペテルブルグの帝室美術奨励学校に入学。翌年にはレオン・バクストの美術学校に入って、ヨーロッパ近代美術に関する知識を初めて得た。10年、代議士ビナベルの援助でパリに出、14年まで滞在。その間、モンパルナスの通称「ラ・リュシュ」(蜂(はち)の巣)に住み、モディリアニ、スーチン、ドローネーらを知り、さらには詩人のサンドラール、アポリネール、カニュドらと親交を結んだ。また11年のアンデパンダン展に初出品。14年にはベルリンのデア・シュトゥルム画廊で個展を開くためドイツを訪問、その足で故郷に戻るが、第一次世界大戦の勃発によってそのままロシアにとどまる。翌15年にはベラ・ローゼンフェルトと結婚、これはシャガールの絵の重要な霊感源となる(ベラは44年に死亡)。17年に十月革命が起こると、ビテプスクの地区美術委員に任命され、さらに美術学校を創設する。マレービチやリシツキーを教授に招くが、やがてマレービチと意見を異にしたため、19年には職を辞してモスクワに移り、国立ユダヤ劇場の壁画装飾などで活躍した。22年にはベルリン、23年にはパリに戻る。[ 執筆者:大森達次 ]
 
宇宙観があり幻想的発想の持ち主のようです。
大聖堂のステンドグラスの装飾は素晴らしく魅了されました。
又舞台装飾、衣装デザイン、オペラ座の天井画の装飾はそれは宇宙的、現実離れした構図、
宗教心溢れる発想、メルヘン的で
赤・青・黄など原色の色彩が見事でこれも又魅了されました。

4 件のコメント:

SONE さんのコメント...

シャガール展行かれましたか。
独特の線と、淡い色彩が繊細な素晴らしい画家ですよね。
特に女性ファンが多い印象を持っています。
初秋にぴったりの絵画展ですね。

ino ku さんのコメント...

SONE さん
お早うございます。
朝早く観に行ってきました。
来館者も少なくゆっくり説明の
テ-プ借りて観てきました。
聖書の創世記の内容を
描いた独特の挿絵もあったり、
ユダヤ人として生まれて
独特の考え方才能を持っている方ですね。
今まで見たことのない絵画展でした。

koyo さんのコメント...

天井画、フラスコがでないのが不思議な感じです。
新しい感覚なのでしょうね。
柔らかな線と色合いですね。

クーさんは何でも吸収で偉いですよね。

ino ku さんのコメント...

koyo さん
オランダ旅行で
大聖堂のステンドグラスゃ
壁画美しかったですね。
それと同じで映写ねあって
観てましたが本物観たら
感動するでしょうね。
メルヘン的な画像でした。
知らない世界を観ると楽しいですね。