歴史の山・・・水晶山散策・・霧雨の朝

　　今朝雨が降る前にク～との朝の散歩に出かけました。
今日は大分体調もよさそうで尻尾をくるりと巻いて
　元気に散歩してくれました。
昨日は久し振りに山友のKoyoさんと初登頂の山水晶山に登ってきましたが
山の格好してるので、ク～は、どこに行くのと
じっとこっちを寂しそうにして出かけるの様子を見つめてました。
一日中横になって眠っていたのでしょう？・・
それで今日は体調も良かったのかも知れません。

　　　　水晶山(標高 667.9m)
散策記録　2014-6-21(土曜日)

東京から新幹線8時04分仙台駅着のKoyoさんと合流して、

山形に向かって国道48号線を関山トンネルを超えて

天童市と東根市に向かうと国道の左側に突き出た

特徴的な山容した山が観えてきます。

かつて山岳信仰、修験の山として繁栄した終戦後まで女人禁制の山だったらしい

「水晶山」に初登頂してきました。

大宝2年(702)役行者によって開山されたと伝えられて、神仏混淆（しんぶつこんこう）

の寺院跡や堂跡などの遺跡、史跡が残されている歴史の山です。

下記の地図の鳥居・案内板から山頂を眺めて

中腹の駐車場のある管理棟の六角堂の登山口から頂上目指しました

川原子コ－スの大鳥居と案内板

水晶山

天童ゴルフ場を通過して、左右にさくらんぼの実が真っ赤に熟したハウスを観ながら進むと
トイレ付駐車場につきます。今回はそこから
　杉林の車道を進むと大駐車場と六角堂のある登山口に着きます。

綺麗に整備された管理棟でした。

　　　　　ここから標識によれば頂上まで1100mの距離です。

天空に向かって手入れされた、まっすくに伸びた杉の林の参道・山道が綺麗でした

　　　　　　　　　　　　　　九十九折の七曲りの標識が7角ありました。
　　　　　　　　　　　　　　斜度がありきつい登りの始まりでした。

息を切らして七曲りを過ぎると見晴台に着きます。

天童市・・東根市の街並みでしょうね・・・・尖がった山容は雨呼山(あまよばりやま)かなあ？

滑石の標識を登ると間もなく水晶山神社着きます。

あと100mの標識

るんるん快調なKoyoさん

水晶山神社拝殿

神社拝殿裏手の階段を上ると石造りの奥の院があります。後方の岩は、
　　　　　　「陽神」蔵王大権現として神格化されているそうです

奥ノ院の裏手が三角点頂上です。うっすらと靄模様でした。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　見下ろす部落は猪野沢集落でしょうか。

大岩・頂上にはしめ縄が巻かれていました。
部落の方達が綺麗に手入れして信心しているのでしょう

奥ノ院後方大岩頂上周回して御室にて
「陰神」十一面観音菩薩として崇められている縦穴で
　　　　自然にできた穴で壁面に出ていた水晶は長年の間、登山者に
削り取られ、その姿を観ることができなくなったそうです。

同じル－ト下山後

さくらんぼ農園の親切な方との出会い

さくらんぼ摘みしている若者二人にKoyoさんが

声をかけて、売ってほしいと頼みましたが

注文だけなので売れないとの返事でしたが、

写真だけでも撮らしてと頼んで撮っていたら

農園の所有者の女性を連れてきたそうです。

Koyoさんの人柄を現した出来事が起こりました。

大きなさくらんぼ入れを二つ持ってきて、好きなだけ

採ってください、お金はいりませんからと言って

一緒に採ってくれました。まぁなんて親切な方達なんでしょう・

びっくり・驚き・・・・・そして感謝・感激でした。

Koyoさん住所・氏名・電話番号書いて渡して、

桃も栽培しているとの事で、送って下さいと注文してました。

来年はKoyoさん大好きな採りたてのさくらんぼ送ってもらえるでしょう。

その方に水晶山に登ってきて帰る途中ですと話すと

この山は年に何度か部落の各家庭の方一人が出て皆で手入れをして

いるとの事でした。なるほど手入れされた参道・山道と思って登ってました。

帰りは一の坊の風呂(高い料金1600円には、うううう・・)

に入って仙台駅に着き6時過ぎの一列車早い新幹線で

無事楽しんで帰ってもらいました。・・・今日は美味しいさくらんぼを

孫さんたちと食べていることでしょう・・・